子ども用防災ヘルメットの選び方|サイズ・年齢・安全性・注意点

子ども用防災ヘルメットの選び方を解説する画像。オサメットJr.を着用した子どもと、サイズ・年齢・安全性・注意点、家庭や幼稚園・保育園での備えを紹介

子ども用の防災ヘルメットを探すとき、まず「何歳から使えるか」を調べる方が多いと思います。ただし、年齢だけで選ぶと、頭囲に合わないことがあります。適合するヘルメットが見つからない場合の備え方も考えておきましょう。

判断の軸は、実測した頭囲がメーカーの適用範囲に入っているか、正しく装着できるか、目的に合う使用区分の製品かです。同じ年齢でも頭囲は一人ずつ違います。

園や施設で一括導入する場合も、園児全員が同じサイズで適合するとは限りません。頭囲を確認し、適合しない園児への代替策も含めて、保管・配布方法を決めてから発注してください。

この記事の結論

  • 選ぶ基準は①実測した頭囲 ②メーカーの適用範囲 ③本人が装着できるか ④使用区分(防災なら「飛来・落下物用」) ⑤保管と練習のしやすさの5つです
  • 頭囲が小さく、適合するヘルメットが見つからない場合は、防災ずきんも選択肢です。ただしヘルメットと保護性能は同じではないため、対象サイズ・使用方法を確認してください
  • 適用範囲に入っていても、あごひもを締められるか、視界がさえぎられないかを必ず確認します。合わない場合は別のサイズ・別の製品を検討してください
  • 園・施設では、頭囲を実測してからサイズ別の必要数を出します。クラス単位で同じサイズに揃うとは限りません
  • 揺れている間は、ヘルメットを取りに行かせないでください。まずその場で園児と職員の身の安全を確保します

子ども用防災ヘルメットは何を基準に選ぶ?

確認する順番に意味があります。まず頭囲とメーカーの適用範囲を確認して候補を絞ります。試着できる場合は購入前に、通販などで試着できない場合は到着後に装着状態を確認してください。

順 判断基準 確認すること
1 実測した頭囲 いま現在の頭囲をメジャーで測る。前回測ったときの数値や、年齢からの推測で判断しない
2 メーカーの適用範囲 製品ごとに適合頭囲が設定されている。実測値がその範囲に入っているかを見る
3 本人が装着できるか かぶる、ヘッドバンドを調整する、あごひもを締める。自分でできるか、大人の補助が必要かを把握する
4 使用区分 落下物・飛来物から頭を守るなら「飛来・落下物用」。型式検定合格標章(労・検)の表示を確認する
5 保管と練習のしやすさ 置き場所に収まるか。子ども部屋やランドセル、園のロッカーに入る大きさか

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「子ども用」という表示だけでは、実際の頭囲や装着状態まで判断できません。年齢表示は、製品を絞り込むための目安であって、適合の保証ではありません。

何歳から使える?年齢より頭囲の実測

「何歳から使えますか」という質問には、まず次のようにお答えします。

IPIC SONAE編集部の回答

まずお子さまの頭囲を測り、適合する防災ヘルメットを探してください。オサメットJr.の適合頭囲は50〜56cmです。頭囲が50cm未満なら無理に着用させず、より小さいサイズに対応する製品を検討します。適合するヘルメットが見つからない場合は、子どもの頭に合う防災ずきんも選択肢になります。

防災ずきんはヘルメットと構造や保護性能が異なり、同等の代用品ではありません。製品の対象サイズ・使用方法を確認し、園・学校では施設の避難方針とも整合させて選びます。

判断できるのは次の3つです。
・実測した頭囲が、製品の適用範囲(オサメットJr.の場合は50〜56cm)に入っているか
・かぶったときにぐらつかず、あごひもを締められるか
・本人が自分で扱えるか、または大人が安全に補助できるか

適用範囲外の場合は別のサイズ・製品を探します。特に頭囲が小さく適合品が見つからないときは、防災ずきんも含めて備え方を検討してください。

頭囲の測り方

メジャー(布製の巻尺)を使います。固い定規やひもで代用すると誤差が出ます。

  • 額のいちばん出ている位置と、後頭部のいちばん出ている位置を通るように回す
  • メジャーが耳の上を通り、ねじれていないことを確認する
  • きつく締めず、頭皮に軽く触れる程度にする
  • 髪をまとめている場合はほどいてから測る
  • 同じ日に2回測り、数値が大きく違えばもう一度測る

製品によって測定位置の指定が異なる場合があります。メーカーの案内がある場合は、そちらを優先してください。

適用範囲に入っていても、装着を確認する

数値が範囲内でも、それだけでは判断を終えられません。実際にかぶって次を確認します。

  • ぐらつかないか:首を振ったときにずれないか。ヘッドバンドを調整して固定できるか
  • あごひもを締められるか:本人が締められるか、締めた状態で苦しくないか
  • 視界がさえぎられないか:前方と足元が見えるか。ひさしが目にかからないか
  • 眼鏡と干渉しないか:眼鏡を使う子どもは、かけたままかぶれるかを見る
メーカーの情報

保護帽メーカーの加賀産業株式会社は、取扱のご説明のなかで、ヘッドバンドの調節が悪いと使用中にぐらついたり脱げやすくなり、保護性能を十分に発揮できないと案内しています。かぶり方については真っすぐに深くかぶり、後ろへ傾けてかぶらない(あみだかぶりをしない)こと、あごひもはきちんと締め、着用中はゆるめたり外したりしないことも示されています。

成長したときの再確認と買い替え

子どもの頭囲は変わります。買ったときに合っていても、そのまま使い続けられるとは限りません。

IPIC SONAE編集部の提案

頭囲の確認は年1回、点検と同じ日にまとめて行うことをおすすめします。防災の日(9月1日)や年度初めなど、日付を固定すると忘れにくくなります。測った数値と日付を記録しておくと、適用範囲の上限に近づいているかが分かり、買い替えの時期を前もって判断できます。

適用範囲を超えた場合、または範囲内でも正しく装着できなくなった場合は、使用年数にかかわらずサイズの合う製品に切り替えてください。合っていないヘルメットは、かぶっていても本来の性能を発揮できません。

購入前の判断フロー|測る・確かめる・練習する

年齢から製品を選ぶのではなく、次の順で進めます。各段階で問題があれば、先に進まずそこで見直してください。

  1. 頭囲を実測するいま現在の頭囲を測り、数値と日付を記録します。きょうだいがいる場合は全員分を測ります。測っていない状態で購入に進まないでください。年齢や既製品のサイズ表記から推測すると、合わない製品を選ぶ原因になります。
  2. 適用範囲と照合する候補製品の適合頭囲に、実測値が入っているかを確認します。あわせて使用区分(飛来・落下物用など)も見ます。範囲外であれば、その製品は候補から外します。「調整すれば使える」とは考えないでください。
  3. 試着して装着・視界を確認するかぶり、ヘッドバンドを調整し、あごひもを締めます。前方と足元が見えるか、眼鏡と干渉しないかも見ます。ぐらつく、あごひもが締められない、視界がさえぎられる場合は、サイズや製品を変更します。
  4. 収納場所に合わせ、取り出しと装着を練習する置き場所を決め、実際に取り出してかぶるところまで試します。折りたたみ型は取扱説明書に従って展開まで行います。本人が自分でできない場合は、誰が補助するかを決めます。自分で装着できない場合は、補助する人と方法を平時に決めておきます。

揺れている間に、取りに行かせないでください

強い揺れを感じたら、まずその場で身の安全を確保します。消防庁の案内でも、丈夫な机やテーブルなどの下にもぐり、頭を座布団などで保護して揺れが収まるのを待つよう示されています。ヘルメットは、揺れが収まったあとに落下物や破損したガラスのある中を移動する場面で使うものと考えてください。園・施設では、施設の避難計画と自治体の指針に従ってください。

子ども用ヘルメットの安全性|規格と使用用途

「飛来・落下物用」の表示と、その限界

防災用ヘルメットの多くは、労働安全衛生法にもとづく保護帽です。型式検定に合格した製品には、帽体の内側などに型式検定合格標章(通称「労・検」)が貼られ、使用区分が表示されています。落下物・飛来物から頭を守ることが目的なら、「飛来・落下物用」が基準になります。

メーカーの情報

加賀産業は、厚生労働省の「保護帽の規格」は頭部の安全を確保するための最低限度の基準を定めたものであって保護性能には限界があり、したがって「労・検」のラベルは絶対的に安全性を保障するものではないと案内しています。

「子ども用だから安全」「検定に合格しているから必ず守れる」という読み方はしないでください。表示は、目的に合う製品かを確認するための材料です。規格区分の詳しい見方は防災ヘルメットの規格とは?労・検ラベルとSGマークの違いで整理しています。

自転車用ヘルメット・防災ずきんとの違い

自転車用ヘルメットは、自転車乗車時の転倒や衝突を想定した製品です。防災用の保護帽とは、想定する危険も適用される基準も異なります。どちらか一方で両方を兼ねる、という考え方はしないでください。

防災ずきんは布や詰め物でできた製品で、ヘルメットと同じ保護性能を保証するものではありません。一方、頭囲が小さく適合する防災ヘルメットが見つからない子どもには、対象サイズが合う防災ずきんを検討する余地があります。防災ずきんとの使い分けは防災リュックにヘルメットは必要?防災ずきんとの違いと備え方をご覧ください。

折りたたみ式は、展開まで含めて確認する

折りたたみ型は、展開して本来の形になってはじめて設計どおりに機能します。畳んだままかぶることはできません。展開・装着・収納の手順は、必ず製品付属の取扱説明書に従ってください。他社製品や類似品の手順は通用しません。

形状による安全性の違いについては折りたたみ防災ヘルメットは安全?通常型との違いと注意点にまとめています。

オサメットJr.はどんな子どもに向く?

IPIC SONAEで取り扱っている折りたたみ防災ヘルメット オサメットには、大人用(KGO-1)とジュニアサイズ(KGOJR-1)があります。以下は商品ページおよびメーカーの公開情報にもとづく仕様です。

項目 オサメットJr.(KGOJR-1) オサメット 大人用(KGO-1)
頭囲寸法 50〜56cm 55〜64cm
重量 サイズ別の重量はメーカーの型番別仕様をご確認ください(未照合のため数値は掲載していません)
材質 ABS樹脂(帽体)
検定合格規格 飛来・落下物用(厚生労働省による労働安全衛生法規格検定試験の合格品)
サイズ調整 後部のスライド式ヘッドバンドで調整
収納 収縮式(蛇腹形状)。A4サイズ・薄さ45mmで収納できると案内されています
カラー メーカーのラインナップはホワイト・オレンジ・ブルー。ブラックの設定はありません ブラック・ホワイト・オレンジ・ブルー。ブラックはIPIC SONAE限定カラーです

※ 横にスクロールしてご覧いただけます。仕様は変更される場合があるため、購入前に商品ページでご確認ください。

向いているケース・向かないケース

向いているケース

  • 実測した頭囲が50〜56cmの範囲に収まっている
  • 学習机の引き出し、本棚、ランドセル、園のロッカーなど、収納スペースが限られている
  • 取扱説明書を見ながら、展開と装着を一度練習できる環境がある

向かないケース

  • 頭囲が50cm未満、または56cmを超えている。この場合は別サイズのヘルメットを探し、小さな子どもで適合品が見つからなければ防災ずきんも検討する
  • 試着してぐらつく、あごひもを締められない、視界がさえぎられる
  • 本人が展開できず、補助する大人も決まっていない

なお、メーカーの案内では大人でも頭の小さな方にはジュニアサイズが適する場合があるとされています。「子ども用」という呼び方ではなく、頭囲で選んでください。

カラーについて

ジュニアサイズにブラックの設定はありません。ブラックが限定カラーという案内は大人用の話であり、ジュニアサイズには当てはまりません。色の違いは見た目と識別のためのもので、保護性能を示すものではありません。カラーの選択方法と在庫状況は、商品ページでご確認ください。

使用上の注意
オサメットは「防災用」ヘルメットです。「作業用」や「オートバイ・自転車用」として使用しないでください。また、製品の特性上、製造工程で生じる線状の跡(ウエルドライン)が見られる場合がありますが、品質や強度に問題はないと案内されています。使用や経年によるひび割れとは別のものです。判別に迷う場合は、使用を控えてメーカーにご確認ください。

頭囲を測ってから、仕様を確認する

ジュニアサイズの頭囲寸法は50〜56cmです。お子さまの頭囲を測ったうえで、適用範囲に入っているかをご確認ください。範囲から外れている場合は、無理に選ばず別のサイズ・別の製品をご検討ください。

オサメットの商品ページを見る

家庭での保管・練習・点検

置き場所

子どもが自分で取り出せる場所に置きます。学習机の引き出し、ベッド脇の収納、ランドセル置き場のそばなど、本人が開けられる段を選んでください。高い棚の上や、固定していない家具の前は避けます。

日本ヘルメット工業会は、防災用ヘルメットについて50℃以上の高温になる場所や光のあたる場所で保管しないよう案内しています。窓際や車内は保管場所として適しません。置き場所の決め方は防災ヘルメットはどこに置く?家庭・オフィスの保管場所で整理しています。

兄弟での共用

状況 判断
全員の頭囲が同じ適用範囲に入る 共用できる場合があります。ただし災害時に全員が同時に必要になる可能性があるため、人数分を備えることを前提に考えてください
頭囲が適用範囲をまたぐ 共用できません。サイズごとに分けて用意します
就寝する部屋が分かれている 共用は現実的ではありません。それぞれの部屋に置いてください
片方が自分で装着できない 補助する大人の手が1人分しかない場合を想定し、配置と役割を決めておきます

※ 横にスクロールしてご覧いただけます。

練習と点検

買った日に一度、取り出し・展開・装着・収納までを試してください。そのあとは年1回以上の点検とあわせて、同じ手順を繰り返します。点検項目と交換の目安は防災ヘルメットの耐用年数は何年?寿命・交換時期・点検方法をご覧ください。

名前のシールを貼る前に確認を
メーカーの案内では、指定以外のラベルやステッカー類の貼付は、薬品や粘着材によって帽体が侵されるおそれがあるため避けるよう示されています。識別が必要な場合は、収納ケースや保管場所側に名前を表示する方法をご検討ください。

幼稚園・保育園でまとめて備える場合の実務

対象範囲を決める

最初に、誰の分を備えるかを決めます。園児、職員、実習生、送迎や行事で滞在する保護者、来訪者。すべてを同列に扱う必要はありませんが、対象に含めるかどうかを明示しておかないと、数量の根拠が残りません。

なお、園児や来訪者の分について一律の法定備蓄数量が定められているわけではありません。園の規模、滞在人数、避難計画にもとづいて判断してください。数量の積み上げ方や発注の進め方は法人向け防災ヘルメットの選び方|必要数量・名入れ・大量購入のポイントにまとめています。

頭囲を実測してからサイズ構成を決める

クラス単位で同じサイズに揃うとは限りません。年齢別の頭囲分布を前提にした発注はしないでください。実測した結果からサイズ別の必要数を出します。

サイズ配分の考え方(仮定にもとづく計算例)

前提:園児90名、職員15名。園児全員の頭囲を実測した。

実測結果(仮定の数値):50〜56cmの範囲に収まった園児 72名/50cm未満 12名/56cmを超えた 6名

サイズ別の必要数:ジュニアサイズの候補72個(試着・適合確認が前提)/50cm未満の12名は小さい適合ヘルメットを探し、見つからない場合は防災ずきんも検討/56cm超の6名は大きい適合サイズを検討/職員15名も頭囲と装着状態を確認

※ すべて説明のための仮定です。実際の人数・分布は園ごとに異なります。年齢から頭囲を推定する根拠にはなりません。適用範囲外の園児に無理に同じ製品を割り当てないでください。防災ずきんを選ぶ場合はヘルメットとの保護性能の違いを踏まえ、園の避難計画に沿って検討してください。

園児の頭囲データの取り扱い
園児ごとの測定結果は、園内で必要な担当者だけが管理してください。氏名と頭囲を結びつけた一覧を、仕入先や外部へ不用意に共有しないようにします。見積もりの依頼時は、原則としてサイズ別の必要数量を伝えれば足ります。個別の測定データの提出が必須というわけではありません。園の個人情報管理方針に従ってください。

なお、サイズ別の数量を算定したあとも、実際の装着適合の確認は省略しないでください。数値上は範囲内でも、ぐらつきや視界の問題が出ることがあります。

職員が補助することを前提に運用を組む

園児が自力で展開・装着できない場合も想定する必要があります。「子どもが自分でかぶれる」を前提にした運用にしないでください。園の避難計画に沿って、装着補助が可能な場面と方法を平時に確認し、次の役割を整理します。

  • 補助の方法:製品説明書に従った展開と装着の手順を、職員が実際に試して確認する
  • 補助担当と予備担当:クラスごとに誰が補助するか、その職員が不在のとき誰が代行するか
  • 配布責任者:揺れが収まったあと安全に配布できる場合を想定し、クラス・部屋ごとの担当を決める
  • 引き継ぎ方法:担当者不在時にどう伝達するか。保管場所と手順を文書化する

保管・配布・避難訓練

  • 保管場所:クラスごとのロッカーや棚にまとめると、配布の動線が短くなります。高温や光の当たる場所、避難通路や防火扉の前は避けてください
  • 取り出し:職員が立ったまま取り出せる高さか。園児が誤って持ち出さない位置か
  • 避難訓練:安全な環境で、製品説明書に従った展開・装着、サイズの確認、配布に要する動線、担当者不在時の引き継ぎを確認します
  • 取り違え防止:サイズが混在する場合は、保管場所側でサイズを表示して分けます

色分けはクラス識別の運用として使えますが、色によって安全性能や規格の適合が変わるわけではありません。識別目的であることを職員間で共有してください。

地震発生時は、装着より身の安全が先です

揺れている間に、園児にヘルメットを取りに行かせたり、職員が配布のために危険な移動をしたりしないでください。まずその場で園児と職員の身の安全を確保します。揺れが収まったあとの行動は、施設の避難計画と自治体の指針に従ってください。

まとめ注文・見積もり前の確認事項

  • サイズ別の必要数量:実測にもとづく内訳
  • カラーの指定可否:色別の選択ができるか、在庫状況はどうか
  • 納期:使用したい日(避難訓練、年度初めなど)から逆算する
  • 名入れ:対応の可否、入稿データ、位置、製作期間
  • 納品先と分納:複数施設がある場合の配送方法
  • 支払・書類:見積書・納品書の様式、支払方法

数量による価格条件、最小ロット、送料、サンプルの取り扱いは、時期や数量によって異なります。事前に断定せず、見積もり依頼時の確認項目として扱ってください。

園・学校・施設のまとめ注文・名入れのご相談

サイズ別の必要数量、カラー、名入れのご希望をうかがい、お見積もりをご案内します。数量や納期が未確定の段階でもご相談いただけます。幼稚園・保育園・認定こども園・学童・学校のご担当者さまからのお問い合わせを承っています。

まとめ注文・名入れを相談する商品ページで仕様を見る

購入前チェックリスト

  • 頭囲を実測した:年齢や前回の数値で判断していない
  • 適用範囲と照合した:実測値が製品の適合頭囲に入っている
  • 使用区分を確認した:「飛来・落下物用」の表示を見た
  • ぐらつかないことを確認した:ヘッドバンドで固定できる
  • あごひもを締められる:本人が締められるか、補助が必要かを把握した
  • 視界を確認した:前方と足元が見える。眼鏡と干渉しない
  • 置き場所が決まっている:本人が開けられる場所で、高温や光を避けている
  • 取り出しと装着を練習した:折りたたみ型は説明書どおりに展開できた
  • 補助する人を決めた:自分でできない場合の担当がいる
  • 再確認の日を決めた:年1回、頭囲と点検をまとめて行う日がある

よくある質問

Q. 子ども用防災ヘルメットは何歳から使えますか?

年齢だけでなく、まず頭囲を測って選びます。オサメットJr.の適合頭囲は50〜56cmです。範囲内でも、ぐらつきや視界、あごひもの状態を確認してください。50cm未満なら小さいサイズの適合品を探し、見つからない場合は防災ずきんも検討します。防災ずきんはヘルメットと同等の保護性能ではないため、対象サイズと使用方法を確認してください。

Q. 頭囲が小さく、合うヘルメットがない場合は防災ずきんでよいですか?

適合する防災ヘルメットが見つからない場合、防災ずきんは選択肢の一つです。ただし、ヘルメットと防災ずきんは構造・保護性能が異なります。お子さまの頭に合う製品を選び、対象年齢・サイズ・使用方法を確認してください。園や学校で使う場合は施設の方針にも合わせます。

Q. 子どもの頭囲はどう測ればよいですか?

布製のメジャーで、額のいちばん出ている位置と後頭部のいちばん出ている位置を通るように回します。耳の上を通り、メジャーがねじれていないことを確認してください。きつく締めず、同じ日に2回測ると数値が安定します。製品ごとに測定位置の指定がある場合は、メーカーの案内を優先してください。

Q. きょうだいで1個を共用できますか?

全員の頭囲が同じ適用範囲に入っていれば、サイズの上では共用できる場合があります。ただし災害時に全員が同時に必要になる可能性があるため、人数分を備えることを前提に考えてください。就寝する部屋が分かれている場合も、共用は現実的ではありません。

Q. 園でクラスごとに色を分けてもよいですか?

識別の運用としては有効です。ただし色によって安全性能や規格の適合が変わるわけではありません。色分けはあくまで取り違え防止と配布の効率化が目的であることを、職員間で共有してください。カラーの選択可否と在庫状況は、お問い合わせ時にご確認ください。

Q. 子どもが自分でかぶれない場合はどうすればよいですか?

誰が補助するかを平時に決めておきます。家庭なら保護者、園ならクラスごとの補助担当と、その職員が不在のときの代行者です。補助の手順は製品説明書に従って、安全な環境で事前に試しておいてください。現時点での装着方法と、必要な補助を確認してください。

Q. 通常型と折りたたみ型、子どもにはどちらが向きますか?

収納場所と、展開の操作ができるかで決まります。折りたたみ型は引き出しやランドセルに収まりやすい一方、展開の手順が加わります。通常型は展開が不要で手順が少なくなります。安全性能の優劣ではなく、使う本人が扱えるかで選んでください。

Q. 自転車用ヘルメットを防災用に使えますか?

想定している危険が異なります。自転車用は乗車時の転倒や衝突を想定した製品で、落下物・飛来物からの頭部保護について保護帽と同じ確認がされているわけではありません。防災用として備えるなら、使用区分の表示を確認した製品を選んでください。

Q. 名前のシールを貼ってもよいですか?

メーカー指定以外のラベルやステッカー類の貼付は避けるよう案内されています。薬品や粘着材によって帽体が侵されるおそれがあるためです。識別が必要な場合は、収納ケースや保管場所側に名前を表示する方法か、メーカーの名入れ対応をご検討ください。

Q. 頭囲が適用範囲から外れている場合はどうしますか?

その製品は適合しません。50cm未満の場合はより小さい適合範囲のヘルメットを探し、見つからなければ防災ずきんも選択肢に入れてください。56cmを超える場合は大人用サイズを含めて検討します。防災ずきんとヘルメットの保護性能は異なり、適合しないヘルメットを無理に使うことも避けてください。選び方全般は防災ヘルメットの選び方完全ガイド|規格・種類・サイズ・保管方法を解説をご覧ください。

Q. 成長したら、いつ買い替えればよいですか?

適用範囲を超えた場合や、範囲内でも正しく装着できなくなった場合は買い替えてください。年1回、点検と同じ日に頭囲を測り、数値を記録しておくと、上限に近づいているかが分かります。

まとめ

子ども用防災ヘルメットは、頭囲を実測し、適合する製品を選ぶことが基本です。頭囲が小さく適合するヘルメットが見つからない場合は、防災ずきんも検討します。ただし、両者の保護性能は異なるため、同等と考えず用途・対象サイズを確認してください。

園・施設で一括導入する場合も、手順は同じです。頭囲を測り、サイズ別の必要数を出し、適用範囲から外れる園児には別サイズのヘルメットを探し、適合品がない場合は防災ずきんなどの代替策を園の避難計画に沿って検討する。そのうえで保管場所、配布担当、補助の方法を決めてから発注してください。

そして、どの場面でも身の安全の確保が先です。揺れている間に取りに行かせない。この前提を家族や職員と共有したうえで、配置と練習を整えてください。

まずはお子さまの頭囲を測り、合うヘルメットがあるか確かめてください。防災を、「じぶんゴト」に。

AUTHOR / SUPERVISOR

執筆・監修|防災士 山根

アイピック株式会社所属。2024年に防災士資格を取得。IPIC SONAEで展開してきた製品すべての開発に携わり、商品開発で得た実務的な知見と防災士としての専門知識をもとに、防災情報を執筆・監修しています。

防災士 山根のプロフィールを見る

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