防災リュックにヘルメットは必要?防災ずきんとの違いと備え方

防災リュックとヘルメット・防災ずきんの違いや備え方を解説するイメージ

防災リュックの準備を進めていると、「ヘルメットも必要?」「防災ずきんではだめ?」と迷うことがあります。いざ買ってみたら、ヘルメットがリュックに入らなかった、という声も聞きます。

この記事の答えは明確です。地震などで物が落ちてきたり倒れてきたりする場面に備えて、頭を守る用品は用意しておくことをおすすめします。その有力な選択肢が防災用ヘルメットです。ただし、必ずリュックの中にしまう必要はありません。大切なのは、避難を始める前にすぐかぶれる場所にあることです。この記事では、ヘルメットと防災ずきんの違い、規格や表示の見方、置き場所、本人に合っているかの確かめ方を整理します。公的機関や規格団体の情報で確認できることと、IPIC SONAE編集部の提案は分けて示します。

この記事の結論

  • 落下物や転倒物から頭を守るために、頭部を保護できる用品は備えておくことをおすすめします。有力な選択肢は防災用ヘルメットです
  • 「必ずリュックの中に収納」が正解ではありません。避難を始める前にすぐ装着できる場所に置くことを優先します
  • 落下物・飛来物への頭部保護を主目的にするなら、その用途に対応した規格・表示を確認できる防災用ヘルメットを第一候補にします。防災ずきんは構造や確認できる表示が異なるため、同じ性能の用品として扱いません
  • 「防災用」という商品名だけで判断せず、規格のラベルや表示、サイズ、あごひもを確かめます。マークがあっても、あらゆる災害で安全という意味ではありません
  • 家族それぞれの頭に合わせて調整し、平時に一度かぶって確かめ、ひびや変形がないか定期的に点検します

防災リュックにヘルメットは必要?

頭を守る用品は、備えておくことをおすすめします。防災用ヘルメットは、その有力な選択肢です。

公的機関で確認できること

首相官邸の防災情報では、非常時に持ち出すものの例として「ヘルメット、防災ずきん」が挙げられています。消防庁の「非常用持出品チェックシート」にも、避難用具としてヘルメット・防災ずきんが並んでいます。

ここで押さえておきたいのは、これらが「持ち出すもの」の例として挙げられている点です。リュックの中に入れておくことが条件ではありません。避難するときに頭を守れる状態で持ち出せることが大切です。置き場所の考え方は、この記事の後半で整理します。

なぜ頭を守る備えが必要か

地震の揺れでは、棚の上の物が落ちたり、家具が倒れたりすることがあります。揺れがおさまった後も、避難のために移動する途中で、割れたガラスや外壁、看板などが落ちてくる場合があります。

公的機関で確認できること

広島県は、地震の揺れで家具類が転倒して下敷きになったり、窓ガラスの破片などの落下物が頭を直撃したりすると負傷する場合があるとして、「姿勢を低く、頭を守り、動かない」という安全確保行動を呼びかけています。東京消防庁は、近年発生した地震でけがをした人の3〜5割は、家具類の転倒・落下・移動が原因だったとしています。

ここから分かるのは、頭を守ることが、地震のときの身の安全を考えるうえで基本になるということです。揺れている最中は、まず手近なもので頭を守り、揺れがおさまってから避難するときに頭部保護の用品を使う、という流れを想定しておくと、置き場所や持ち出し方を決めやすくなります。家具の固定など、落下物そのものを減らす対策もあわせて考えてください。

頭部保護の4ステップ|「入れるか」ではなく「すぐかぶれるか」

「ヘルメットをリュックに入れるべきか」という問いは、「避難を始める前に頭を守れるか」と言い換えると判断しやすくなります。次の4つの順で考えます。

何の危険を想定するか:室内の落下物や転倒物、避難する道での落下物など、どんな場面で頭を守りたいかを考えます。
何で守るか:防災用ヘルメット、防災ずきんなど、それぞれ確認できる性能や役割を見て選びます。
どこに置くか:リュックの中、リュックのそば、寝室など、避難を始める前にすぐ装着できる位置を決めます。
実際に使えるか:サイズ、あごひも、かぶり方、破損がないかを、使う人ごとに確かめます。

この4つがそろって初めて、頭部保護の備えが「使える」状態になります。どれか一つが欠けていれば、そこを補えば十分です。

ヘルメットと防災ずきんの違い|優劣ではなく特徴で比べる

防災用ヘルメットと防災ずきんは、構造も、確認できる規格や表示も違います。落下物・飛来物への頭部保護を主目的にする場合は、その用途に対応した規格・表示を確認できる防災用ヘルメットを第一候補にします。一方、防災ずきんには頭から首・肩まで覆う製品や、防炎性能を確認できる製品があります。両者を同じ性能の用品として扱わず、最終的には製品ごとの表示や説明書で確かめてください。

観点
防災用ヘルメット
防災ずきん
構造
防災用ヘルメット硬い帽体と、頭との間の内装、あごひもなどで構成される
防災ずきん布や詰め物でできた、頭から肩までをかぶるもの
覆う範囲
防災用ヘルメット主に頭部
防災ずきん頭から首・肩のあたりまで覆う形のものが多い
確認できる規格・表示の例
防災用ヘルメット厚生労働省の「保護帽の規格」の型式検定に合格したことを示す「労・検」ラベル
防災ずきん防炎性能を確認する表示の例として、日本防炎協会の「防炎製品ラベル」など
装着
防災用ヘルメットサイズ調整とあごひもの締め方を覚えておく
防災ずきんかぶってひもなどで留める。製品によって形が違う
収納・保管
防災用ヘルメット形が崩れないためかさばりやすい。折りたたみ式もある
防災ずきん平らにでき、座布団として使えるものもある

選ぶときは、何から頭を守りたいか、その性能が表示や規格で確認できるか、本人がすぐにかぶれるかで考えます。落下物・飛来物への頭部保護を主目的にするなら、その用途に対応した規格・表示を確認できる防災用ヘルメットを第一候補にします。防災ずきんを選ぶ場合も、製品の表示と用途を確認してください。

規格・表示で何を確認するか

「防災用」という商品名だけでは、どんな性能が確かめられているかは分かりません。次のような表示を確認します。

防災用ヘルメット|「労・検」ラベルと区分

規格団体の情報

一般社団法人日本ヘルメット工業会は、防災用ヘルメットを、災害が発生したときに危険な場所などで頭部を保護するために使用するものとし、厚生労働省の「保護帽の規格」の型式検定に合格した製品として「労・検」のラベルが貼られていると案内しています。

保護帽の規格には、物が落ちてきたり飛んできたりする危険に備える「飛来・落下物用」、高い所から落ちたときに備える「墜落時保護用」などの区分があり、それぞれ試験の方法が異なります。ヘルメットの内側などのラベルで、どの区分に合格しているかを確認してください。

自転車用・工事用と同じに考えない

ヘルメットには、産業用(工事用など)、乗車用(バイク用)、自転車用などの種類があり、使う場面に合わせた性能が求められています。たとえば自転車用ヘルメットは、自転車に乗っている人が転倒や衝突をしたときに頭を守ることを目的にしています。種類が違えば想定している場面も違うため、「ヘルメットならどれでも防災に使える」とは考えず、表示されている規格と用途を確かめることが大切です。

防災ずきん|防炎製品ラベル

東京消防庁は、防炎製品の例として防災頭巾を挙げています。日本防炎協会が定める基準に適合した防炎製品には「防炎製品ラベル」が付けられます。このラベルは防炎性能について確認するための表示であり、ヘルメットの「飛来・落下物用」などと同じ頭部衝撃保護性能を示すものではありません。防災ずきんを選ぶときは、ラベルの意味と、製品の説明でどんな性能が確認できるかを見てください。

マークや規格は「どんな災害でも安全」という意味ではありません
規格のラベルは、決められた条件の試験に合格したことを示すものです。どんな状況でもけがを防げることを保証するものではありません。表示を確かめたうえで、正しくかぶり、落下物の危険がある場所から離れる行動とあわせて考えてください。

折りたたみ式ヘルメット|収納性と性能は分けて考える

折りたたみ式のヘルメットは、たたむと薄くなり、リュックの中や棚のすき間に収めやすいのが特徴です。リュックに入らないという悩みには、有力な選択肢になります。

ただし、性能は「折りたたみ式かどうか」という形では決まりません。通常の形のヘルメットと同じく、「労・検」ラベルなどの規格の表示と、製品の仕様を確認してください。また、折りたたみ式は使うときに展開する手順があります。平時に一度、説明書に従って展開し、正しく装着するところまで確認しておきましょう。

どこに置くか|避難を始める前に装着できる位置

頭部保護の用品は、避難を始める前に手に取ってかぶれる位置に置くことが判断の軸です。リュックの中が正解のこともあれば、そうでないこともあります。

置き方
向いている場合
注意したいこと
リュックの中
向いている場合折りたたみ式などで、リュックに入れても容量と重さに余裕がある
注意したいこと奥にしまうと取り出すのに時間がかかる。取り出しやすい位置に
リュックのそば
向いている場合リュックに入らないが、一緒に持ち出したい
注意したいことリュックを手に取るときにヘルメットも目に入り、同時に手に取れる配置にする
寝室など、いつもいる場所の近く
向いている場合就寝中や在室中の地震に備えたい
注意したいこと家具の転倒などで取れなくならない位置か確かめる

揺れの後に、危険な場所へ取りに戻る前提にしない
置き場所は、地震の後に落下物や割れたガラスのある部屋へ取りに行かなくても済む位置を選んでください。取りに戻ることを前提にした配置は避けます。

防災リュック全体の置き場所の考え方は、防災リュックはどこに置く?で解説しています。

リュックに入らない場合|入らなくても備えはできる

ヘルメットがリュックに入らないことは、珍しくありません。リュックに入らない=頭部保護の備えができない、ではありません。前の章のとおり、リュックのそばに置いて一緒に持ち出す方法があります。

リュックの外側に取り付ける方法を考える場合は、慎重に判断してください。移動中に外れて落ちないか、引っかかって動きを妨げないか、ヘルメットとリュックのそれぞれのメーカーがその使い方を想定しているかを確かめる必要があります。確かめられない場合は、無理に取り付けず、別に持ち出す方法を選びます。

リュックの容量や詰め方を見直したい場合は、防災リュックの容量は何Lがいい?と防災リュックの詰め方をご覧ください。

本人と家族に合わせる|全員同じサイズにしない

頭の大きさや形は、人によって違います。家族全員に同じヘルメットや防災ずきんを用意しても、それぞれの頭に合っていなければ、ずれたり脱げたりしやすくなります。

  • サイズ調整:内側のバンドなどで、使う人の頭に合わせて調整する
  • あごひも:かぶったときに締められる長さか確かめる
  • 眼鏡や補聴器との干渉:ふだん眼鏡や補聴器を使う人は、かぶったときに当たらないか、外れないか確かめる
  • 本人が自分で装着できるか:子どもや高齢の家族は、自分でかぶれるか、手伝いが必要かを把握しておく

子ども用は、年齢だけでなく頭の大きさと、本人が装着できるかで選びます。子どもの備えの全体は子どもの防災リュックに必要なもの、眼鏡や補聴器など高齢の家族の備えは高齢者の防災リュックに必要なもので解説しています。

平時に一度かぶって確かめる

ヘルメットや防災ずきんは、買っただけではいざというときに使えないことがあります。平時に一度、次の点を確かめておきましょう。

  • 置き場所から取り出して、すぐにかぶれるか
  • 使う人の頭に合わせてサイズを調整したか
  • あごひもを締められるか。締め方を覚えているか
  • 眼鏡や補聴器などと干渉しないか
  • 折りたたみ式は、説明書に従って展開し、正しく装着できるか
  • 子どもや高齢の家族が、自分で、または手伝いがあればかぶれるか

かぶり方や調整の方法は、製品ごとの説明書に従ってください。

点検と交換の目安|製品の表示とメーカーの案内を優先

ヘルメットは、使っていなくても素材が劣化することがあります。見た目に問題がなくても、定期的に点検しましょう。

規格団体の情報

日本ヘルメット工業会は、防災用ヘルメットについて、1年に1回以上は点検し、異常があれば防災用ヘルメットや部品を交換すること、一度でも大きな衝撃を受けたものは交換することを案内しています。また、異常が認められなくても、防災用ヘルメットとして購入し保管を始めてから6年を経過したものは交換するよう呼びかけています。

点検では、帽体のひび、へこみ、変形、色の変化、内装やあごひもの傷みや汚れ、部品の欠けがないかを確かめます。交換の時期は、製品ごとの説明書やメーカーの案内を優先してください。防災ずきんも、破れやほつれ、詰め物の偏りがないかを見て、製品の表示に従います。防災リュック全体の見直しとあわせて、点検の日を決めておくと忘れにくくなります。

IPIC SONAEの防災用品の場合

IPIC SONAEの「防災リュック 1人用47点セット」は、保存水や保存食、ライト、ラジオ、携帯簡易トイレなど、初期避難で使う一般的な用品をまとめた土台です。公式ページの内容物一覧には、ヘルメットや防災ずきんなどの頭部保護用品は含まれていません。

そのため、セットを用意した場合も、頭部保護の用品はこの記事の4ステップに沿って別に考える必要があります。IPIC SONAEでは防災ヘルメットも取り扱っています。選ぶ際は、商品ページで規格の表示、サイズ、収納時の形を確かめ、ご家庭の置き場所と使う人に合うものを検討してください。

IPIC SONAEからのポイント

防災リュックとヘルメットを別々に用意した場合は、リュックを手に取るときにヘルメットも目に入り、同時に手に取れるよう隣接して配置しておくと、避難時に頭部保護用品を忘れにくくなります。

頭を守る備えを見直したい方へ

IPIC SONAEでは防災ヘルメットを取り扱っています。落下物・飛来物への頭部保護を考える場合は、規格の表示やサイズ、収納時の形を確かめ、すぐ装着できる置き場所とあわせてご検討ください。

防災ヘルメットを見る

頭部保護の備えチェックリスト

選ぶとき・置くとき

何で守り、どこに置くか

  • 何から頭を守りたいかを考えて、ヘルメットや防災ずきんを選んだ
  • 「防災用」という商品名だけでなく、規格のラベルや表示を確かめた
  • 避難を始める前に装着できる位置に置いている
  • リュックに入らない場合、一緒に持ち出す方法を決めている
  • 揺れの後に危険な場所へ取りに戻る配置になっていない

使えるか・点検

家族一人ひとりについて確かめること

  • 使う人ごとにサイズを調整し、あごひもを締められる
  • 眼鏡や補聴器などと干渉しない
  • 折りたたみ式は、広げてかぶる手順を試した
  • ひび、変形、内装やあごひもの傷みがない
  • 製品の説明書やメーカーの案内で、交換の時期を確かめた

よくある失敗

  1. 買っただけで、一度もかぶっていないサイズやあごひもの調整ができておらず、いざというときに手間取ります。
  2. 押し入れの奥にしまっている避難を始める前に取り出せません。すぐかぶれる位置に置きます。
  3. 家族全員が同じサイズ頭に合わないと、ずれたり脱げたりしやすくなります。
  4. 防災ずきんとヘルメットを同じものだと思う構造も、確認できる規格や表示も違います。
  5. 「防災用」という名前だけで選ぶ規格のラベルや表示を確かめます。
  6. マークがあればどんな状況でも安全だと思う規格は決められた条件の試験に合格したことを示すものです。
  7. 折りたたみ式の性能や広げ方を確かめていない形ではなく表示で性能を確かめ、広げ方も練習します。
  8. リュックに入らないからと備えをあきらめるリュックのそばに置いて一緒に持ち出す方法があります。
  9. ひびや劣化を確かめていない日本ヘルメット工業会は、防災用ヘルメットを1年に1回以上点検するよう案内しています。

よくある質問

防災リュックにヘルメットは必要ですか?
頭を守る用品は、備えておくことをおすすめします。首相官邸や消防庁も、持ち出すものの例としてヘルメット・防災ずきんを挙げています。ただし、必ずリュックの中に入れる必要はなく、避難を始める前にすぐ装着できる場所に置くことが大切です。
ヘルメットと防災ずきんはどちらがいいですか?
落下物・飛来物への頭部保護を主目的にするなら、その用途に対応した規格・表示を確認できる防災用ヘルメットを第一候補にします。防災ずきんには頭から首・肩まで覆う製品や、防炎性能を確認できる製品がありますが、ヘルメットと同じ性能を示すものではありません。何から頭を守りたいかと、製品ごとの表示・用途を確認して選んでください。
防災ずきんはヘルメットの代わりになりますか?
防災ずきんとヘルメットは構造も確認できる規格も違うため、単純な代わりとは考えないほうがよいでしょう。それぞれの製品の表示や説明で、どんな性能が確かめられているかを確認し、目的に合わせて選んでください。
防災用ヘルメットは何を基準に選べばいいですか?
厚生労働省の「保護帽の規格」の型式検定に合格したことを示す「労・検」ラベルと、「飛来・落下物用」などの区分を確認します。あわせて、サイズ調整ができるか、あごひもを締められるか、置き場所や収納に合う形かを見て選びます。
自転車用や工事用のヘルメットを防災用に使えますか?
ヘルメットは種類によって想定している場面が違います。自転車用は自転車での転倒や衝突に備えるものです。ヘルメットならどれでも同じと考えず、表示されている規格と用途を確かめてください。
折りたたみ式のヘルメットは大丈夫ですか?
折りたたみ式は収納しやすいのが特徴ですが、性能は形ではなく、規格の表示と製品の仕様で確かめます。使うときに広げる手順があるため、平時に一度、広げてかぶるところまで試しておきましょう。
ヘルメットがリュックに入らないときはどうすればいいですか?
リュックのそばに置いて、一緒に持ち出す方法があります。外側に取り付ける場合は、移動中に落ちないか、引っかからないか、メーカーがその使い方を想定しているかを確かめてください。確かめられない場合は、別に持ち出す方法を選びます。
防災用ヘルメットは何年で交換すればいいですか?
日本ヘルメット工業会は、異常が認められなくても、防災用ヘルメットとして購入し保管を始めてから6年を経過したものは交換するよう案内しています。一度でも大きな衝撃を受けたものも交換します。製品ごとの説明書やメーカーの案内もあわせて確認してください。
子ども用のヘルメットはどう選べばいいですか?
年齢だけでなく、頭の大きさに合うか、サイズを調整できるか、本人が自分でかぶれるかで選びます。家族全員に同じサイズを用意するのではなく、一人ひとりに合わせて確かめてください。

まとめ

地震などで物が落ちたり倒れたりする場面に備えて、頭を守る用品は用意しておくことをおすすめします。落下物・飛来物への頭部保護を主目的にするなら、その用途に対応した規格・表示を確認できる防災用ヘルメットを第一候補にします。防災ずきんは構造や確認できる表示が異なるため、同じ性能の用品として扱わず、目的と製品表示を確かめて選びます。

そして大切なのは、必ずリュックの中にしまうことではなく、避難を始める前にすぐかぶれる位置に置くこと。家族それぞれの頭に合わせて調整し、平時に一度かぶって確かめ、定期的に点検します。

今日、家にあるヘルメットや防災ずきんを取り出して、一度かぶってみる。その小さな確認が、避難時に頭部保護用品を実際に使える状態にしておく第一歩になります。防災を、『じぶんゴト』に。IPIC SONAEは、日々の見直しを通じた備えを提案しています。

AUTHOR / SUPERVISOR

執筆・監修|防災士 山根

アイピック株式会社所属。2024年に防災士資格を取得。IPIC SONAEで展開してきた製品すべての開発に携わり、商品開発で得た実務的な知見と防災士としての専門知識をもとに、防災情報を執筆・監修しています。

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