防災グッズ関連コラム
防災リュックに救急セットは必要?応急手当用品はどこまで入れる?
防災リュックには、けがへの初期対応や医療・救護につながるまでを支える基本的な救急用品を備えておくのがおすすめです。ただし、家庭の救急箱を丸ごと入れる必要はありません。「共通の基本用品」「本人固有の薬や情報」「知識や訓練が必要な用品」の3つに分け、4つの条件で選ぶ方法を防災士が整理しました。
防災リュックに救急セットは必要?応急手当用品はどこまで入れる?
防災リュックには、けがへの初期対応や医療・救護につながるまでを支える基本的な救急用品を備えておくのがおすすめです。ただし、家庭の救急箱を丸ごと入れる必要はありません。「共通の基本用品」「本人固有の薬や情報」「知識や訓練が必要な用品」の3つに分け、4つの条件で選ぶ方法を防災士が整理しました。
高齢者の防災リュックに必要なもの|薬・眼鏡・補聴器などの備え
高齢の家族や自分自身の防災リュックを考えるとき、「高齢者向け防災グッズ」の一覧を見て迷う方は少なくありません。杖、老眼鏡、補聴器の電池、入れ歯ケース……。けれど、それを全部入れる必要があるのでしょうか。 年齢が同じでも、体力や健康状態、日常的に使っている用品は人によって異なります。必要なものを決めるのは年齢ではなく、その人がふだんどう暮らしているかです。この記事では、一般的な防災用品を土台に、薬・眼鏡・補聴器など「その人の日常に欠かせないもの」をどう組み込むかを整理します。公的機関の情報で確認できることと、IPIC SONAE編集部としての提案は分けて示します。 この記事の結論 高齢者の防災リュックは、誰にでも共通する防災用品を土台に、本人の日常に欠かせない用品と情報を加える形で考えます 薬・眼鏡・補聴器・入れ歯・杖などは、全員に必要なものではありません。朝起きてから寝るまでの日常をたどり、ふだん使っているものを洗い出します 薬の量や保管方法は薬ごとに異なります。持ち出す量は自己判断で決めず、医師や薬剤師に相談します 物だけでなく、薬の名前や補聴器の電源など「情報・電源・保管」まで確認しておくと、いざというときに使える備えになります 本人が安全に持てる範囲を確かめ、家族や支援者とどう分担するかを決めます。一人暮らしの場合は、自分から助けを求める手段を用意しておきます 年齢ではなく「本人の日常」で決める 水や食料、ライト、ラジオ、携帯トイレといった基本の用品は、年齢に関係なく誰にでも必要です。高齢者の防災リュックで考えたいのは、その上に本人の日常に欠かせないものをどう重ねるかです。 年齢から「目が悪いはず」「一人では避難できないはず」と決めつけると、実際には不要なものを詰め込んだり、本当に必要なものが抜けたりします。見るべきなのは、その人がふだん何を使い、何に助けを借りて暮らしているかです。 基本の用品は防災リュックに最低限必要なもので整理しています。この記事では、その上に重ねる「本人固有の用品と情報」に集中します。 朝から夜までの日常を棚卸しする 本人固有の用品を漏れなく洗い出すには、一覧を見るより、1日の生活をたどるほうが確実です。本人と一緒に、あるいは家族が本人に聞きながら、次の場面ごとに「何を使っているか」を書き出してみてください。 起きたとき 眼鏡をかける、補聴器をつける、入れ歯を入れる、杖を持つ枕元に置いているものは、夜間の避難でも手に取れる位置にあるか 朝食・服薬 飲んでいる薬、食事で気をつけていること、口のケア用品食べやすさの配慮や、食事制限があるかも確認 外出・移動 杖や歩行補助具、履き慣れた靴、外出時に持つもの階段や段差をどう移動しているか 日中 昼の薬、読むための眼鏡、連絡に使う電話やメモ聞こえにくさを補う道具や、筆談の習慣があるか 夜・就寝前 夜の薬、入れ歯を外して保管する容器、補聴器の充電や電池交換夜間のトイレ移動で使っているもの 定期的に 通院、介護サービス、医療機器や衛生用品の交換かかりつけ医、ケアマネジャーなど、関わっている人の連絡先 書き出したものが「本人固有の用品」の候補です ここで挙がったものには、一般的な防災セットだけでは本人に合う種類・仕様までカバーしにくいものがあります。書き出したものすべてをリュックに入れるのではなく、次の章の優先度で、何をどこに備えるかを決めていきます。 商品開発の現場から...
高齢者の防災リュックに必要なもの|薬・眼鏡・補聴器などの備え
高齢の家族や自分自身の防災リュックを考えるとき、「高齢者向け防災グッズ」の一覧を見て迷う方は少なくありません。杖、老眼鏡、補聴器の電池、入れ歯ケース……。けれど、それを全部入れる必要があるのでしょうか。 年齢が同じでも、体力や健康状態、日常的に使っている用品は人によって異なります。必要なものを決めるのは年齢ではなく、その人がふだんどう暮らしているかです。この記事では、一般的な防災用品を土台に、薬・眼鏡・補聴器など「その人の日常に欠かせないもの」をどう組み込むかを整理します。公的機関の情報で確認できることと、IPIC SONAE編集部としての提案は分けて示します。 この記事の結論 高齢者の防災リュックは、誰にでも共通する防災用品を土台に、本人の日常に欠かせない用品と情報を加える形で考えます 薬・眼鏡・補聴器・入れ歯・杖などは、全員に必要なものではありません。朝起きてから寝るまでの日常をたどり、ふだん使っているものを洗い出します 薬の量や保管方法は薬ごとに異なります。持ち出す量は自己判断で決めず、医師や薬剤師に相談します 物だけでなく、薬の名前や補聴器の電源など「情報・電源・保管」まで確認しておくと、いざというときに使える備えになります 本人が安全に持てる範囲を確かめ、家族や支援者とどう分担するかを決めます。一人暮らしの場合は、自分から助けを求める手段を用意しておきます 年齢ではなく「本人の日常」で決める 水や食料、ライト、ラジオ、携帯トイレといった基本の用品は、年齢に関係なく誰にでも必要です。高齢者の防災リュックで考えたいのは、その上に本人の日常に欠かせないものをどう重ねるかです。 年齢から「目が悪いはず」「一人では避難できないはず」と決めつけると、実際には不要なものを詰め込んだり、本当に必要なものが抜けたりします。見るべきなのは、その人がふだん何を使い、何に助けを借りて暮らしているかです。 基本の用品は防災リュックに最低限必要なもので整理しています。この記事では、その上に重ねる「本人固有の用品と情報」に集中します。 朝から夜までの日常を棚卸しする 本人固有の用品を漏れなく洗い出すには、一覧を見るより、1日の生活をたどるほうが確実です。本人と一緒に、あるいは家族が本人に聞きながら、次の場面ごとに「何を使っているか」を書き出してみてください。 起きたとき 眼鏡をかける、補聴器をつける、入れ歯を入れる、杖を持つ枕元に置いているものは、夜間の避難でも手に取れる位置にあるか 朝食・服薬 飲んでいる薬、食事で気をつけていること、口のケア用品食べやすさの配慮や、食事制限があるかも確認 外出・移動 杖や歩行補助具、履き慣れた靴、外出時に持つもの階段や段差をどう移動しているか 日中 昼の薬、読むための眼鏡、連絡に使う電話やメモ聞こえにくさを補う道具や、筆談の習慣があるか 夜・就寝前 夜の薬、入れ歯を外して保管する容器、補聴器の充電や電池交換夜間のトイレ移動で使っているもの 定期的に 通院、介護サービス、医療機器や衛生用品の交換かかりつけ医、ケアマネジャーなど、関わっている人の連絡先 書き出したものが「本人固有の用品」の候補です ここで挙がったものには、一般的な防災セットだけでは本人に合う種類・仕様までカバーしにくいものがあります。書き出したものすべてをリュックに入れるのではなく、次の章の優先度で、何をどこに備えるかを決めていきます。 商品開発の現場から...